畳について

一級技能士が真心こめて製作いたします

我が国の畳は、歴史も古く今から約1300年以上昔からありました。
古事記の中で畳についての記述があるそうです。
また、畳は約1300年もの間、基本的な製法や構造も変わらないまま現在まで続いており、とても古くから使われている床材であります。(稲わらで出来た心材(畳床)にイ草で編んだ(畳表)を張付けて、畳縁を取付ます)
日本最古の畳は、奈良 東大寺の正倉院にあり聖武天皇が寝台として使用していたそうです。
 
畳が、このように長い年月使われているのは、日本の高温多湿な気候に適した床材だったということです。
日本には、四季があり季節により湿度が異なりますが畳は吸放湿性に優れ,変化する湿度をコントロールできる自然のエアコンみたいな働きをしています。
また新しい畳は、イ草の良い香りがします。イ草の芳香成分は心を落ち着かせるリラックス効果があると言われています。
空気を含んでいる畳はフローリングに比べてクッション性が高く階下への物音を軽減させる防音効果もあります。
 
 

 

最後は機械によって・・・

最終工程です。最新の縫着ロボットで畳縁の側面を両側同時に縫着します。(返し縫い)
動画でご覧下さい。

※動画再生には9MB程度の通信が発生します

 

畳縁(たたみべり)について

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畳縁は模様や色によって、昔は身分や家柄を表すものでもありましたが、今は自由に選ぶことができます。

伝統的な和柄からキャラクターや動物をあしらったものまで種類はさまざま。

当店の使用している畳縁のメーカーさんの髙田織物株式会社様ホームページにて畳縁の見本が公開されていますのでぜひご覧ください。

髙田織物株式会社「畳縁のご紹介」